11/8
 前回の四国ツアーと同じ、会社の先輩、同期、後輩の4人で今度は湯原温泉を目指した。湯原温泉の国民宿舎には、先輩の親戚の人が働いているらしくて、今度はそこに宿を取ることにした。
 初日、舞鶴自動車道の西紀S.A.で待ち合わせだったが、待ち合わせ中YAMAHAのサンダーキャットを発見。あれか1000ccのサンダーエースが欲しいですな。
 今回は無事に合流することができ、めでたく4人で出発。舞鶴自動車道を北へ北へ。この高速は白バイが多く、むやみやたらにスピードは出せない。しかも途中から対面通行になるから、意外と時間がかかってしまう。結構盛りだくさん予定に詰め込んだから、時間が足りるか心配だ。
 そうこうしているうちに、バイクは舞鶴自動車道から国道175号線、日本海沿いの178号線へ。そして第一目標の天橋立に到着。早速天橋立に足を踏み入れて、天橋立と刻んである石碑の前で記念撮影。そのまま引き返して、天橋立の根元にある智恩寺でおみくじバトル。おみくじの敗者は、あのどこにでもある顔を入れて撮影するヤツで記念撮影をしなければならない。しかし、見事負けてしまい、悔しいから横向いて撮られてやった。
 天橋立で既に時間が押し気味だったので、丹後半島を経由して鳥取に行くつもりだったのを、国道312号線を使ってショートカットし、再び国道178号線へ入って、日本海側のリアス式海岸を走る。道は海際を通り、断崖上を駆け抜け、一旦内陸側に入った後、余部鉄橋をくぐって再び海沿いに出た。余部鉄橋は昔、風に煽られて列車が橋から落ちたところで、乗員と下の蟹加工工場の方が亡くなった。それ以来、強風時の運行規定が厳しくなり、山陰本線では列車の遅延が度々発生している為、新たに橋を架ける話が出ているらしい。
 海岸沿いの国道178号線は、ワインディングが楽しめるほど流れが良くなかったので淡々と走り、豊岡近くで給油。この時、給油した量がえらく少ないと思ったが、気にも留めず、国道9号線に入って、次の目標鳥取砂丘を目指した。
 途中、何回か休憩を挟みながら、鳥取砂丘に着いたのは午後4時ごろだった。宿を取っている湯原まではまだまだ距離がある。11月にもなると日が暮れるのも早く、ゆっくりしてられない。4人は鳥取砂丘に駆け出すと、ちょっとした高台から一望して砂丘を後にし、土産物を手早く買って出発した。滞在時間およそ20分。やっぱりいろいろ予定に詰め込みすぎか。
 鳥取市内から国道9号線を西に走り、湯原目指して国道313号線を北に入る。もうこの頃には辺りは暗闇に包まれていた。スモークの入ったバイザーでは、半分勘で走っているようなものだが、危険とは思いつつもすでに慣れてしまっているところが怖い。忍び寄る寒さは、上着を上に1枚着込み、手袋を冬用の物に変えたことで殆ど寒くなくなった。そうこうしているうちに、あと30分ほどで着くかなという所まで来たが、ここでハプニングか発生した。急にエンジンにトルクが無くなったのだ。とりあえず路肩に停車してエンジンの様子を見てみるが、特に変な臭いがあるわけではなく、本体は大丈夫そうだ。普通に考えたらガス欠するほど走ってないが、念の為と思ってバルブをレスタンクの方に切り替えると、無事エンジンが始動した。豊岡での給油がだいぶ少なかったようだ。ちゃんとタンク一杯入れろよと思いつつ、宿の飯の時間が迫ってるので、急いで出発して先輩に追いつき、最初のガススタで給油したのだった。後で計算してみると、最初の給油ではリッター38kmもあった。そんなに走れるわけない。
 結局この日、宿に着いたのは7時20分ぐらいで、タイムリミットにあと10分というきわどい時間でなんとか飯にありつけた。用意をしてくれたのは先輩の親戚だったが、先輩は何故かよそよそしい。ガラにも無く照れてるのか。
 ご飯を食べた後、旅館の風呂に入って一服し、疲れていたみんなはうとうととしていたが、せっかく湯原にきたんやから砂場に行かなあかんとばかりに、深夜の12時ぐらいにもそもそと起き出して、浴衣に下駄という季節を無視したカッコで砂場へ出撃した。途中寒さで足が千切れそうになりながらも、砂場に着いて露天風呂に入ると、以外と湯がぬるかった。ほんの少し期待してたけど、予想通り若い女の人はおらず、おばちゃんが一人だけいた。まあこんなもんやろと思いながらも結構満足し、また体を冷やしながら帰ったのだった。
走行距離 394.4km

11/9
 朝9時ごろ国民宿舎を出発し、今日は大山へ。
 湯原から下道でノンビリ走り、八つ墓村の名前のもとといわれる八束村を過ぎて、蒜山のなかなか大きい遊園地を左に見ながら気持ちよく高原を走り、大山の周回道路へ入った。この周回道路で先輩がキレた。この周回道路は2車線の道もあれば、センターラインの無い1車線の道もあるのに、そんなことはお構いなしにガンガン攻める。隊列は先輩-同期-後輩-自分の順だったが、先輩がガツガツ行くので、同期はそれに食らいついて行ってしまい、後輩がズルズルと引き離され、後ろの自分も後輩と一緒に遅れた。ミラーを見てるのか見てないのか、先輩は待つ気配もなしに遥か先の方を突っ走り、同期は後で「先輩事故ったら俺も終わってたな」とボソッと言ったが、そんなことを思いつつもついていった。後輩はというと、前の2台が見えなくなった時点で戦意を喪失してペースダウンし、安全運転に徹したのだった。後日、後輩は「あんなん無理です」と言っていた。
 こんな状態を繰り返しながら、大山で昼飯を食べ、大山牛乳のミルクアイスも男4人で食べ、米子道経由で帰宅した。1泊2日の慌しいスケジュールだったが、なかなか面白い旅になった。先輩は大山にハマッたらしく、この2週間後にも大暴れしてきたらしい。会社で会ったときの、「楽しかったよ〜」という言葉が忘れられない。
走行距離 321.6km
合計 2日間 716.0km

No.10
No.9 No.11