鹿児島城本丸跡に建つ人文系の総合歴史博物館で、明治100年の記念事業の一環として1983年10月に開館した。正式名称は鹿児島県歴史資料センター黎明館。
黎明館が建っている敷地は、江戸時代の薩摩藩首城であった鹿児島城跡で、現地には鶴丸城の名称で石垣や堀が残され、敷地自体がすでに歴史を物語る史料である。
館内1Fの展示は、鹿児島の歴史が順を追って説明され、視覚に訴えるものが多く、非常に分かり易く特徴的だ。2Fと3Fは、民俗や工芸、美術に関する展示で、屋外にも民家や日本庭園、石像などの民俗資料があり、すぐ目の前の国道から堀や石垣で区画されている為か、静かな印象が強い。
訪れた時は平日だった為、入館者も僅かだったが、鹿児島に修学旅行に来ていると思われる中学生ぐらいグループが、2組ほどタクシーで乗り付けて見学していた。俺らの時はあんな贅沢は有り得んかったなと思いながら、自分らで決めて回るなら興味を持って見れるから身につくし、何より自主的で自由なのがいい。旅はもともとそういうもののはずだから。 |